2011年7月8日金曜日

ストレステストの改善について

ある方に対して下記のようなメール&安全委員の意見箱にも送付しておいた。
bounceされていないので、届いたのだろうが、返事はどうかな。

さて、下記のようなEUのストレステストのような指示を出されています。
東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故を踏まえた既設の発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に関する報告について(2011.07.06)
http://www.nsc.go.jp/info/20110706.pdf

運転状況としてはもっとも厳しい状態
とありますが、これを具体的に規定すべきではないでしょうか。
地震の場合
現在の設計震度のN倍
柏崎で観測された2000gal
など。

さらに、EUのストレステストでは、
http://bit.ly/p3tApH
発電所周囲の被害を想定するように指示しています。今回、送電塔がたやすく倒れたことからみても、これは検討させるべき課題だと考えます。

さらに、レビューの方法についてはまったく記載がありませんが、EUでは、被評価原発の所在国はレビューチームに入れません。お手盛りの評価であるという印象をもたれることを避けるためにも、少なくともIAEAチームからの評価を受ける、などと明示すべきかと考えます。